今回は写真に対する向き合い方、
想いについて 少し語りたいと思います笑
ただ、語る前に、 カメラを始めたきっかけをお話ししたいと思います。
僕がカメラを購入したのは大学4年生の終わりのことでした。
当時、とても仲が良くて尊敬していた友人が
海外に移住することになって、
最後に思い出作りに旅行に行ったのですが、
その旅行中に僕がスマホで撮った写真を見て、
「センスないなぁ…」と散々言われまして、
「じゃあ次に会うときは綺麗に撮る」
と言い返して約束したのがきっかけでした。
帰宅してすぐにカメラを購入しました。
そこからカメラ、写真というものに
単純にすごく魅力を感じていって
すっかりハマっていって、
勤めていた会社を退職して
フォトスタジオに転職して、
職業としてのカメラマン人生が始まりました。
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きっかけはその友人の存在でしたが、
考えてみれば元々写真や思い出というものが
好きだったんだと思います。
それは綺麗な写真がとかではなくて、
日常の携帯で撮ったような思い出の写真とか、
そういったものが昔から好きだったと思います。
学生時代にも携帯ではありますが、
友人等との写真は積極的に撮っていたし、
その写真を見返す時間が好きでした。
そのため、
カメラを購入する前から
なんとなくカメラに興味がありました。
そんな感じで始まって、
今はお仕事として
カメラマンをさせていただいていますが、
綺麗な写真を残すこともとても好きですし、
人のためになる思い出、
記録としての写真を
残すのもとっても好きです。
これからもたくさんの思い出を
撮らせていただきたいなと思っています。
ですが写真は中々撮らないという方もいますし、
ましてやプロに頼むことはないという人もいると思います。
ですが僕はみなさんになるべくたくさん写真を
残しておいて欲しいなと思っています。
写真を見返すことってないから、とか、
写真が好きではないから、とか、
そういう人もいると思います。
ですが、これは僕の考えですが、
写真はすぐに価値が生まれるものではないと思っています。
もし今は、写真は必要ないとか、
お金を出す価値はないとか、
そう思う方もいるかもしれませんが、
それが数年後、何十年後に価値が生まれることが
あるのかなと僕は思っています。
大切な時間の思い出や、
大切な人との思い出、
どうしても忘れてしまうことや、
気持ちが薄まってしまうこともあると思います。
そんな時に、
写真を見て振り返って欲しいなと思います。
写真を見て色々なものを思い出すきっかけになると思います。
写真の記録が、思い出の記憶を呼び起こすと思います。
全部の思い出をプロに撮ってもらう必要はないです。
スマホでも思い出を写真に残してほしいなと思っています。
大切な思い出を忘れないようにしてほしいです。
そのため、大切な思い出を忘れないように、
カメラマンとして写真を残すお手伝いを
させていただければと思っています。
東日本大震災があったときに、
津波などで全てを失ってしまった人たちが、
被災地に戻って探したのは、
写真や思い出品だったという話を聞いたことがあります。
きっとその時に見つかった写真は、
いくらにでも変えられない価値があったはずです。
時間は戻りません。
なので、後悔のないように 写真を残してほしいと思っています。
その思い出を綺麗に残すために、
カメラマンとして全身全霊で
丁寧に写真を撮らせていただきます。
みなさんの大切な時間、思い出が
より素敵になりますように。